今この瞬間を全力で体験する 1

108さんの動画『今この瞬間を全力で体験する 1』のまとめ。

 

ちょっと予告したが、新シリーズということで。

『今この瞬間を全力で体験する』ということだが。

何回も言ってきてはいる。
今回こうやって独立したかたちでシリーズ化しようってことではじめることにした。

今この瞬間全力でとは。
全力でというと間違うかなと思うので、ちょっと慎重に説明していきたい。

要は、今この瞬間の体験に意識を注ぐということ。
わたし達は普段の体験に対してそこまで意識を注いでいない。

というのは、この歳まで体験してくるともうだいたいあらかた体験したことなので、それの繰り返しみたいなこと。
あ、これ前に体験したアレだみたいなことになる。

となると、もう仕分け作業になってしまう。
あ、コレはアレだと。
だからこうだという感じで、体験することではなく仕分けすることの方に意識がいってしまう。
目の前の体験ということから意識がなくなっていく。
そこに意識することがなくなっていく。

小さい子とかは経験値がない。
経験のデータベースがすべて新規の経験。
だから全力で意識を注ぐ。
それを体験しようという意識になる。

わたし達は目の前にあることとかいつも体験していることは、慣れてるしいつも体験してるってことでそこまで意識しなくてもできるようになってる。

例えば会社に行く時とかも、意識しなくても駅まで行ってこの電車に乗って、降りて、この道歩いていけばとできる。
危ないが、スマホを見ながらとかでもできる。

でも初めて行くところとかだとそんな余裕ない。
この道どこに行くの?とか、この駅のどれに乗ればいいんだろうとか、この電車どこで降りばいいんだろう?とか。
降りてからあそこに行くにはどの道を通ればいいんだろうとか。
そういう時には意識をものすごくそこに注ぐことになってる。

全力で体験することになってる。

頭の中のことだけではなく、今自分の目の前にあることを体験するというか。
言い方を変えると謳歌することになっている。

体験するということが大事なのに、わたし達はそれがおろそかになってしまっている。
その意識を体験のほうに注いでいけば、ここにある充足を知覚できるようになってくる。

わたし達はなんか体験した時に、これは充足だとか不足だとかレッテルを貼っていく。
ある状況を認識した時に、これはあれだということでレッテルを貼る。
あれに類似したこれだみたいなかたちでレッテル貼って対応しやすくしてる。

ということは、もうその時点でレッテル貼ってるからあとはもう経験しなくてもいいよみたいな。
もう十分に体験しなくてもわかってるしみたいな態度になっちゃう。

ではなくて、わかってるかもしれない、頭でそう言ってるけど、もっと意識を注いで体験してみよう。
この体験を謳歌してみようという態度になれば、頭の中で不足とかなんとかとか決めつけてることではなくてそこにある本質っていうのが体験できるようになってくる。
その本質というのは充足ってこと。

実際は充足しかないので。

自分の目に状況がどう映ってようがそれではない本当の本質のところ、充足が知覚できるようになってくる。

一見ネガティブなことに関しても全力で体験しようと。
頭の中でそれを仕訳するのではなくてこの体験を存分にしてみようと態度になれば、例えネガティブな状況であってもそこに充足を発見するようなことになってくる。

まさに幻想から離れていくということ。

今この瞬間にとどまるというのは、まさに幻想から離れる最も手っ取り早くて確実な方法。

だから頭で定義したことではなくて今この瞬間にとどまるぞ、思考じゃなくて・・・ということでフィーリング・感覚のほうにうつしていくことが大事なこと。

そうすれば何かをしたことの結果としてそうなるのではなくて、ああ充足があったんだ、既にそこに居たんだということがだんだんわかってくる。
そうするとどんどん意識をそこに注ごうという態度になってくる。

仕分け作業に没頭することが自分のやること全てみたいになってしまっている。
以前のどれと類似してるからこう対応しなきゃいけないとかばっかりやってる。
ではなくて、子供みたいにまっさらな状況を体験しようとなれば充足を受け取ることができるようになってくる。

だから是非これをやっていって下さい。

全力でってそこにエネルギーを注ぐようなことではない。
ただその状況に対して真摯になるというようなこと。
頭でこうだよねって言わないってこと。

全力で体験してみようと。
存分にということ。
そういう意識を持ってみて。

そうすれば毎日やってる日常なども、新規の体験みたいなことになってくる。
新鮮な目で捉えられるようになってくる。
そしたら受け取ることも新鮮なことになってくる。

是非これをやってみて下さい。

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