【体験談】ワンコの病気

10/5我が家のワンコ(12歳のチワワ)の体調が悪くなった。
原因不明で息が荒い、小刻みに震える。

「これは嘘」と思ってはいたが一向に良くならないので病院に行き(2回も^^;)、一通り検査してもらったが何だか分からず。

帰宅してから柵に首を突っ込む、テーブルに上がってしまうという普段やらない奇行が目立ち、どうなってしまうんだろうとハラハラ。

ここで「あ、これ現実じゃなかった。嘘なんだ」と気づきはしたが、目の前の苦しそうなワンコを見ていると、何か自分が呑気に構えてる気がして罪悪感が。

それでも「これは幻想だから。勘違いだから」と思いつつ寝たところ、夜中までは苦しそうだったが翌朝はケロッといつも通りに戻ってた。

たまたまなのか?
疑ったからなのか?

苦しんでるワンコを見ながら「これは嘘だから」はきつい。
つい、不足をさらに抱えて対処してしまおうとする自分をなんとか抑えた。

亡くなったミニシュナの時には目の前で繰り広げられている不足に耐え切れず、夜中でもかかりつけの病院に診てもらっていた。

ひとつ病気が見つかると徹底的に調べ上げて対処していた。
そしてどんどん悪くなっていった。

でも今回は寝た。
ああ、まだ少し苦しそうにしているなぁ・・・と思いながらも寝ていた・・・。
先生から「グッタリしたらすぐに連絡して下さい」と言われていたのも安心に繋がったのかも。
(グッタリさえしていなければ大丈夫という安心感)

過ぎてからああだこうだと考察してもしょうがないが、あの時一緒に不足に寄り添っていたら次の日も調子が悪かったかもしれない。

でもあの時、もし重病なのに「あ、これ現実じゃなかった。嘘なんだ」なんて呑気なことやってて良かったのか?
たまたま何でもなかったから良かったけど、もし大変なことになってたら・・・と思ったりもする。

↑これ。
この心配自体が実際にはないことなのだ。
ここが重要!

ワンコの病気は実際にはない。

不足はないのに、なぜ「もし・・・」と不足を考えるのか。
不足を抱えようとするのか。
不足に対処しようとするのか。

「もし大病だったら・・・」が実際にはないのに!
なぜか当たり前に「もし大病だったら・・・」が前提になってしまっている。
今回、ここに気が付けたことが自分にとって重要な気づきとなった。

いつもここで引き戻される。
そしてエゴはとても大切な痛いところを突いてくる。
守りたいもの、なくしたくないもの、とても大切なものに対して罠をしかけてくる。

心配・不安・焦り・イライラなど自分が1mmでも嫌だと思うことは不足。
不足は実際にはない。
自分が勘違いしているだけだ。

今、この瞬間「充足しかない」「不足は幻」に気が付けば抜け出せる。
~したらとか、いつかじゃない。
「たった今」だ。

後日、先生も「なんだったんだろうねぇ~?」と首をかしげていた^^
先生、私の不足に付き合わせてしまい申し訳ありませんでした^^;

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